病院勤務から発達障がいに特化した
訪問看護へ

元々は病院勤務だったということですが、看護師になりたい思いなどはありましたか？

私が高校生の時に、看護師さんという職業が足りていないというニュースを見てそれなら私やろう！みたいな（笑）大変というより、やりたい気持ちが先行していたので実習や仕事もこういうものだと思っていましたね。

今のお仕事に入ったきっかけは？

病院勤務としては小児科、耳鼻咽喉科、救急外来、神経内科、内科、婦人科などを経験して、自分の子どもの育休明けに訪問看護の方にいくことになったのですが、訪問看護という仕事が自分の学生の時に立ち上げられた時期で声をかけられた時も、あの時学校で習ったあれだなという興味があったのですんなり入ってみようという感じで。

ここ北摂杉の子会は、看護職のサイトに登録していてエージェントに紹介して頂きました。
訪問看護でも前のところは24時間システム体制のところだったので、自分の生活スタイルと合う事業所を探していたところ、ここが自分の条件に合っていました。

前にいた事業所では一般的な訪問看護で熱をはかってとか、いわゆる看護でしたが、この北摂杉の子会のステーションでは発達障がいの方に特化した訪問看護なので自分も新しいことを学んでいけるということが楽しいのと、子どもから大人までの訪問の中で特に発達障がいのお子さんへの訪問療育の分野がまだまだ足りないようで。
自分の原点は、足りないところに行きたいというのがあったのでそれなら私やります！といった感じですね。

働いてみてどうですか？

楽しいですよ！訪問は基本的には担当の利用者さんが決まっていて週に２回訪問するのですが、それ以上訪問する場合はスタッフ何人かで関わらせていただいています。
療育としてはその人それぞれ違っていたりするので、訪問して検討することがあればまた持ち帰ってスタッフで相談して考えて次にいかすということもあります。

なにかエピソードなどありますか？

先日、ハサミで線を切るということができない方をどうしたらできるかをいろいろ試行錯誤して、こないだやっとできるようになったのは本当よかったぁと。その方それぞれにどうしたら生活しやすくなるかとか一緒に試行錯誤して成長を見守れるのもいいですね。


職場の雰囲気やサポート体制は？

研修もめちゃめちゃ丁寧にしてくださっています！
看護師としてのキャリアはあっても分野が全然違うのでわからないことも多いですが、わかりませんと素直に言える雰囲気です。周りも優しいし、すぐ答えてくれる上司で充実しております！

人と接する時間が多いとストレスも感じますか？

それなりにすり減る時もありますけど、ずっとそこにはいないのでそんなにしんどいという気持ちはないかな。訪問プログラムは大体30分くらいのことをさせていただいて10分お話ということが多いです。

療育で子どもさんと関わって
成長が見られるのも嬉しい

どういうところに仕事のやりがいを感じている？

私、どんな場所でも楽しく仕事できるんです（笑）どこ行っても楽しく感じられますね！
病棟勤務の時では皆さんしんどい時だし、どうしても病院側主体モードになって緊張感もありますが、訪問だとお家なので皆さんリラックスモードでいられるのもいいですね。
特に保育士にもなろうと思ったこともあったので、子どもさんが好きだし、療育で子どもさんに関わって皆さんの成長が見られるのも嬉しいですね。
責任は重大ですけれど、あぁでもないこうでもないと一緒に関わること、できることがやりがいにつながってます。

今後の目標は？

独り立ちできるようにすることですかね、答えがない仕事ですがある程度自分でもこれで合ってるんではないかなという答えが出るように、いつも周りに質問ばっかりしてるので（笑）

働いてみたい方にメッセージを！

移動するのは基本バイクで、電動自転車も用意されています。療育の教材を入れる荷物は多いので、ピザ屋みたいなバイクです。
主婦が多いのでお子さんのこととかきめ細かな対応をしてくれますし、急に熱出してお休みさせてくださいとか、柔軟に勤務調整を考えてくれるので働きやすいやさしい職場だと思います。
看護師として看護したいとなると、ちょっと分野が違うので、あれ？と思うかもしれないですが、採血とかそうゆう技術はいらないので。興味がおありだったらどんな人もできると思います。
お子さんや人が好きな方が合っていると思います！！