日々の生活に寄り添える支援がやりがいです
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正職員

レジデンスなさはら(生活施設)

生活支援員 主任小久保 杏耶

資格:保育士/介護福祉士

biography:他法人の障がい福祉施設で10年程勤務、グループホームと生活介護の現場を経験し、中途採用で北摂杉の子会に入職。

ゆったりと一人ひとりに
向き合える環境で働きやすい

今のお仕事に入ったきっかけは?

以前から北摂杉の子会は知っていて、先に入職していた先輩から「見学に来てみない?」と誘って頂いて。
そこで見たのは、どこまでも障がい者の人にスタッフが寄り添い意思決定を大事にすすめている支援でした。そういう法人の理念もいいなと思って入職させていただきました。
保育士の資格を取る時に最後の実習を選べる時に、障がい者施設に色々衝撃的な経験もして、逆に興味が沸いてきたというか、、、。
それで4回目の実習で障がい児の幼稚園に実習に行ってすごい楽しいなと思い、福祉の方へ就職することを決めました。本当は障がい児へ行きたい思いはあったけど、その頃はあまり障がい児のデイサービスの就職先がなかったというのもあって、成人の支援からと思って就職しました。

働いてみてどうですか?

働きやすい環境だなというのはすごい感じています。全国の施設さんとの交流も多く、見学などで学ぶ機会があるのは嬉しいです。
前のところでも研修を受ける機会はあったのですが、自分からというよりは「とりあえず受けてきて」という感じだったのであまり自分の学びになった実感がなく、長くいると昇進のことなどもあり現場の支援から遠のいていく感じもありました。
ここでは自分の勉強したいことを積極的に勉強させてもらえているので、やはり自分は生活を支える支援が好きなんだなと思いました。ゆっくりと一人ひとりと関われるところが働きやすいと感じます。

どういうところに仕事のやりがいを感じている?

研修などで勉強したことを現場で活かせることも多いです。
やってみようと思える環境だし、利用者さんとの関係ができると楽しいです。ストレスもそうないかなと。
たまにイベント余暇を実施して、ビアガーデンをやったりお酒はないですが(笑)、鍋パーティとか。いい顔されるとやってよかったなぁって。
実施した後に、ご利用者に筆談で聞いてみると「次は●●が食べたい」など書いてくれたりしていて、、、。
イベント実施の時はついついこちらが「主催」という感覚になってしまうけど、ご利用者が「主体」であることを大切にしないといけないことに気づかされます。
上司によく言われるのは、利用者さんのお家におじゃまさせていただいているという感覚を忘れずにいつも利用者さん主体で考えるという言葉です。

職場の雰囲気やサポート体制は?

週に1回は皆で集まって会議ができるし、大体2人体制で相談したり。
上司も声はかけやすいし、チャットワークですぐ返信もくるので一人で思い悩むこととかはないですね。
そういう考えがあるならやってみたらいいんじゃない?っていう感じで(笑)
皆、新卒で入っているので私より若いけどすっと受け入れてくれて、ワイワイやっています。

今後の目標は?

今学ぼうとしていることは終末期、亡くなるまでにいかに人生を楽しんでいただけるか、、。
そこに至るまでに楽しいことを積み重ねていくことが大事なのだと勉強しています。
実習の時に自傷がはじまった方を目の前にして、自分はどうしていいかわからなかったしその人のことをわからないのがもどかしかったというか、、それから障がいに関わろうと思ったかもしれないですね。
今はチームとしてどうやっていくかということを考えて広い視点をもてるようにしていきたい。
もっと勉強して利用者さんに返していきたいなと思っています!

どんな方が向いている?働いてみたい方に一言!

基本的には無資格でもやっていただける仕事ですし、知識や経験がなくても大丈夫です。
障がいのある方は誤解されることがまだ多いとは思うのですけど、、、なんかこわいとか。

でも実際接して働いてみるといろいろ気づかされることがたくさんあります。
障がい者の人達も皆さん一緒ではないし、もっと知ってもらいたいなと思いますね。

だいたいの

一日スケジュール

schedule
早出の場合 / 出勤
事務作業、会議、通院付き添いなど
休憩
昼食
事務作業、洗濯など
退勤
遅出の場合 / 出勤
事務作業、洗濯、掃除など
利用者さんティータイム、お風呂
夕食準備
夕食、服薬、歯磨き
事務処理、休憩、見守り、各自消灯
退勤